これはバンバンさんが使われている方法で、こちらもかなり便利ですね。
複数に分ける事によって、それぞれをメッシュ化しやすくなります。また、重ね合わせ部分でエッジを強調
するなどの使い方で、こちらも色々と応用が出来ます。
実際の作業の流れです。
この方法は先の 2つの方法と少し違って、対象物をよく観察して切り分け箇所の選定を行なう事から始めます。
この作例では、青い部分を左から右・そして下へ曲がった所で 1つ、赤い部分を右から上を回って左までで 1つ、
残りを黄色い部分に選定しました。
今回は緩やかなグラデーションの変化なので形状を優先した切り分けですが、色の変化の少ないところや、
逆に皺などでエッジが立っているところがあれば、その箇所での切り分けも有効ですね。
バンバンさんは、この方法で衣服や皮膚の皺を見事に描いてらっしゃいます。
また、Illustrator講座で色の設定や切り分け方、透明度と不透明マスクの設定などを とても判り易く説明なさって
います。
highsideも 1作目の赤いバイクのフロントフェンダーをこの方法(2分割)で描いています。
さらに、輪郭をクリッピングでマスクして、矩形から変形させたメッシュを複数に分けて配置する･･･というように、
先に紹介した 2つの方法と併用する事で、また一段と使いやすくなると思います。
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