● 10回目

今回はウインカーを描きます。
前回同様、ファイルを開いて別名で保存します。今回は strider_10ですね。


それでは描いていきましょう。
ベースとなるメッシュを 3分割で描いていきます。まずは左側のメッシュです。
最初の配置はこの辺で、縦のラインを追加して色の境目を決めていきます。


今度は横のラインの追加、その後にサンプリングです。途中にある細かいハイライトは、あとから別パーツで描きます。
真ん中のメッシュも同じような感じで…。ここも、中央の強いハイライトはあとからですね。


同じ要領で右側のメッシュも描きます。ベースとなる 3つのメッシュで、だいたいこんな感じですね。


今度はハイライト箇所を普通のパスで描いていきます。左の図では 2箇所だけグラデーションをかけて、残りは単色です。
右は 1箇所だけグラデーション、その他は単色です。
ここの部分は、サンプリングで良い結果が得られない事がほとんどなので、最終的にはカラーバーを調整して色を決めます。

今回のような細かいパーツは、最終的な出力時(書き出し)で、どのように見えるかによってパスかメッシュかを決めるのが
良いようですね。描写中の画面では決められないので、何度か書き出して試しながらの描写になります。


さらに右側にもパスでハイライトを描写して、中央部の大きなハイライトはメッシュで描きます。パスのグラデーション、ブレンド、メッシュを
試してみましたが、やはりメッシュでの重ね合わせがシックリくるようです。


ここもメッシュでの重ね合わせです。描写中の拡大表示ではアラが出ますが、72dpiでの出力ならばそれほど目立たずに馴染みますね。
最後に、ベースのメッシュ(中央)を少し黒く落とし込んで完成!です。


続きは次回…。


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