● 15回目

今回でフロント部分を完成させます。


まずは、ステアリングのアーム箇所を描いていきましょう。
左) 初期の矩形配置はこんな感じで…。
右) 「四つ角のポイント」のうちの右下を上まで引き上げても輪郭が大きく崩れないように、途中にポイントを追加です。


右下にあったポイントを上まで移動して、下に延びている影を描きやすくします。
色の切り替わり箇所にメッシュを追加して、新しく出来たポイントで輪郭も修正します。

更にメッシュを追加して、移動させながら微調整していきます。あとはカラーサンプリングですね。


左) ここも先ほどと同じように描いていきます。
右) こちらは 4つに分けて描きます。それぞれの描き方は先ほどと同じですね。
(見やすいように個別に各レイヤーに入れていますが、実際には同一レイヤーで作業しています。)


左) 次はアームのピボット箇所です。ここも 4つのメッシュで描写です。
右) 残りのアームは 2つのメッシュと何点かの単色パスで描き、タイヤとホイールも 1つのメッシュで描きます。


左) ロッドとボルトの頭をメッシュで描き、その他は単色と線状グラデーションの普通のパスです。
右) ホース類とライト下のハイライト、それとフィッティング(口金)をメッシュと単色パスで描きます。


左) 先にホイールの残りとブレーキキャリパーをメッシュで描きます。キャリパーは 4つのメッシュにしています。
右) その上にキャリパーの細かい箇所を普通のパスで、単色と線状グラデーションを使って描きます。


左) キャリパーの残りを 3つのメッシュで描き、アームの向こう側とディスクも描きます。ディスクはメッシュの上に単色パスで穴を追加です。
右) 最後にアームの残りを 3つのメッシュで、ハイライトとタイヤのアクスルシャフトを普通のパスでそれぞれ描きます。



今回から普通のパスでの描写が増えて来ましたが、実際には、JPEGなどに書き出してみて思ったような質感が得られ無ければ
メッシュで描き直すようなやり方で進めています。

本当は、「メッシュ・ブレンド・単色・グラデーション」を効率よく使って描くのが良いんですが、そうなると 「どこに何を使う?」というところで
悩んでしまいますからね…。そんな訳で highsideは、「メッシュメインで、その他の、あまり質感が出ていない箇所は普通のパスで描く」
という方法をとっています。(かなり特殊なやり方ですね。。。)

ともあれ、前半戦終了です! (^o^)/


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