● 5回目

今回はスクリーン下のカウル部分です。
まずは、前回のファイルを開いて別名で保存します。g-strider_05とでもしておきましょう。


全体の流れです。
お決まりの矩形からメッシュ化し、9つのポイントだけである程度まで形成。さらにポイント追加で修正していきます。


左) 色の急激に変わる箇所に狭い間隔でポイント追加してサンプリング。しかし、先端部分では間隔が広くなってしまっています。
中) メッシュツールをShiftキーと併用する事でポイントの移動がスムーズに行なえます。
右) スクリーン際のハイライトのために、ここにもポイント追加してサンプリングしながら位置の移動を行ないます。


実際の手順はこんな感じです。(判り易いように右の窓もアウトライン表示にしています)

大きく 3つの面に分かれていますから、その箇所にポイントを追加します。次に、エッジが立っているので狭い間隔でもう 1列ずつ追加。
AB間とBC間ではエッジの立ち方が違いますが、とりあえずポイントを追加したあとは Shiftキー併用で大体の場所を合わせます。


DE間も同じ要領でポイントを追加していきます。ここもサンプリングしながら移動・修正して行きます。


左) 輪郭を修正するためのポイントも追加しておきます。これで上部にもポイントが追加されているので、あとでそちらも修正します。
右) ハイライト箇所の端の部分も、同じく狭いポイント追加。しかし、このままカラーサンプリングすると、おもいっきり大きなハイライトに
なっていまいます。


左) ハイライトのカラーを止めるためのポイントを追加します。こういった「ストッパー」的なポイントの使い方で、自由なカラーコントロールが
可能になります。
右) ここは明るめのポイントを、端の影部分のストッパーとしても兼用です。


左) 上部にもストッパー用のポイントを追加します。
右) 面Cの色変化を自然にするため、2列ほどポイントを追加します。


先ほど先端部分にポイントを追加して出来た上部のポイントを移動して、輪郭を修正していきます。後から一気にサンプリングするか、
ポイントの追加ごとにするかはケースバイケースですね。
最後にポイントの微調整やカラー修正などで、下絵に近づけて出来上がり!
highsideのやり方は大体こんな感じです。結構アバウトなので、説明するたびに変わってしまうのが難点かも…。f^_^;)

次回はスクリーンとエンブレムに取り掛かります。


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