● 9回目

今回の面Cで、このカウル部分を仕上げます。
まずは前回同様、ファイルを開いて別名で保存します。


それでは描いていきましょう。
右上角のポイントを少し内側に持って来ることで、ここの部分のアールの感じを出しやすくします。
この角のポイントを輪郭の右端にもってくると、後からすごく苦労しますよ。なので最初からこの位置にします。


最初の 9ポイントだけを使って、出来るだけ変形させてから横のラインを追加していきます。
ポイントを追加するごとに輪郭も修正します。


今度は縦のラインの追加です。ここも色の変わり目を注意深く観察して追加・修正していきます。
ある程度、修正が出来たらサンプリングも行ないます。

右下部分に影を描くためのポイントを追加して、そこもサンプリングです。左の図はポイントの密集箇所で下絵が
よく見えなくなってきたため、もう 1窓追加して下絵だけを表示しています。
面Cだけでは影の描写が出来ないため、面Aにもポイントを追加してサンプリングしています。

今回のように、角部分にアールのついた陰影がある場合、最初の四つ角のポイントをどこに配置するかによって、
後半のやり易さが違います。

このあたりは「● 矩形変形の応用」の、りんごメッシュのような感じですね。


続きは次回…。


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